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資産運用?福利厚生?従業員持株制度について損得と加入する条件について検討してみた。

time 更新日:  time 公開日:2018/10/29

資産運用?福利厚生?従業員持株制度について損得と加入する条件について検討してみた。
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どうも、将来の資産形成も少しずつ考えているアラサーサラリーマンです。

資産形成と言っても色々ありますよね。

ソーシャルレンディングに興味を持ったり金やプラチナの購入に興味を持ったりと、これまでも色々な資産構築について考えてきました。

しかし、なかなか、理想の資産構築に巡り合えません。

また、1つ新たに「従業員持株制度」についてどうかな?と最近思い始めています。

今回は、「従業員持株制度」を利用した際のメリットとデメリットを考え、今後の自分が投資として利用した場合のシミュレーションも合わせて検討してみました。

正式名称が分からないのですが、

「従業員持株制度」、「従業員持株会」、「社員持株制度」が正しいのかよく分かりません。

ですので、ここでは、「従業員持株制度」という呼び名で進めていきます。

今回の話しは、未上場の企業の株を購入して、上場した際に金持ちに!っていう話ではなく、既に上場している会社の自社株を購入する際の話しになります。

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従業員持株制度って何?

さて、いきなりですが、「従業員持株制度」とは何?と言うところからですが、自分の勤め先である会社が従業員に対して、自社株の取得・保有を促進する制度のことを「従業員持株制度」と呼びます。

ただ、これだけだと会社的には、自社株の保有率が増えるメリットはありますが、従業員には何らメリットがありません。

そこで!

10,000円分の株を買ってくれたら、5%上乗せした10,500円分の株を購入したことにしてあげよう!

というようなことです。

これですと、会社的にも自社株の保有率が増えますし、社員も通常で購入するより、大きなメリットがあります。

また、インサイダー取引の関係上、自社の株の購入はこの制度でない限り、通常は購入できないと思います。

従業員持株制度に加入したいと思う条件(メリット)を考えてみた

メリットがないとまず入ろうとも思わないですよね(笑)

自分が入ってもいいなと思えるようなメリットとなり得る条件を上げていきます。

一定の補助金(奨励金?)があること

これに尽きる気がします。多ければ多いほどいいですよね。

ただ、上場企業の平均的な補助額は掛け率に対して5~6%が平均だと言われています。

私個人的には、10%以上の補助金があればやってもいいかなと感じるラインです。

すぐに持ち株を売却できるかどうか

一番怖いのは、月に5000円や1万円ずつ、購入していったとします。

例えば、1株500円の会社で1000株単位だとします。

そうなると500,000円分購入しないと、そもそも売却できないと言うことになります。

月に5000円ずつの購入と考えれば、500,000円になるのは、100か月後、約8.3年後となります(笑)

8年後なんてもう、先のこと過ぎて忘れてしまいますし、株価も大きく変わっているかもしれない・・・・。

そもそも会社が倒産したり、残っていても株価が大暴落。。。

なんてことになっていても、株を売りに出せないのです。。

ですので、すぐに売却できるレベルの単位株数なのかが私にとっては大事になってくると思います。

例えば、100株単位で売却できるのであれば、50,000円積み立てればOKなので、月に5,000ずつの積み立てでも10か月で可能となります。

また、月に10,000円ずつであれば、わずか5か月で自分の証券会社へ株を移すことも可能となり、好きなタイミングで売れるので、大きなメリットになります。

会社で自社株を売りにくい空気感は無いか?

中には、株を売ることに対して、会社への忠誠心がない!だの、出世のためには株を一定数保有しておかなければならない!というような謎のルールがある会社もあってもおかしくはないと思います。

私はそんなところ嫌ですが(笑)

ですので、あくまで福利厚生の一環ですので、会社としても自由にやらせてくれるところでないと私は実際に購入まではいかないと思います。

以上の3点より、売ることに対して、自由でうるさくない会社であり、奨励金が10%以上あり、単元株数が少ない(もしくは安い)ことが最低限の条件かなと思います。

ちょっと、難易度は高いですかね?(笑)

私自身、自分の会社が株を売っている人がそれなりにいるのか、そもそもどの程度の割合が利用しているのか全く知りません(笑)

ずっと保有し続けることが正解か?売却できる最低単位株数になったら売却をする方が正解?

実際に購入したとして、どういう株の保有の仕方が正解なんでしょうか。。。

これも今のうちに検討してみます。

悩んでいるのは、2パターンで株を持ち続けるか、都度都度、株を売却するかのどちらかです。

仮にずっと株を保有し続け場合

月に1万円、夏冬ボーナス時にプラス4万円ずつ株を購入した場合、年間20万円分の自社株の購入になります。

そして、奨励金が10%付いてくると仮定した場合、年間2万円の奨励金が貰えます。

何もしなくても、2万円貰えるのであれば嬉しいですね。

そして、配当金もあるはずです。3%もあるわけないですが、3%とした場合は、年間22万円に対して3%なので、6,600円分配当金が貰えます。

となると、年間200,000円を投資した場合、226,600円分の株を購入したことになります。

なんと、1年間で26,600分プラスで増えていることになります。

これはとても美味しい話だと思います。

ただし、値下がりのリスクがあります。。。

1株平均500円で購入したと仮定した場合、

20万円分が400株。奨励金の2万円分が40株で合計440株保有していることになります。

ただし、6600円分の配当金も株として回されると考えると、13.2株保有と言うことになり、

合計で453.2株になります。

これがいくらまで下がっても損はないのでしょうか?

例)500円が450円まで下がった場合

453.2株×450円=203,940円となり、仮に50円(10%下落)ほど株価が落ちたとしても、まだ投資額よりは全然カバーできます。

これはやはり、10%の奨励金が大きいです。仮に5%の奨励金であれば、既に赤字になっています。

また、利回りも2~3%あれば、奨励金と足して、年間12~13%増えていくことになりますし、下がったとしても12~13%程度であれば損はしないという考えになります。

ただし、株をずっと保有し続けた場合を考えると、株価が上がっていた場合はとても大きなリターンを得ることが出来ますが、かなり下落したときのダメージも大きいです。

まぁ、12~13%分のプラスの効果でダメージを軽減できるという面もありますが。。

自社株を持つ最大のデメリット

自社株を持つ最大のデメリットとして、会社がこけた場合に、給料と株のどちらも深刻なダメージを追うという点です。

これはやはり、「一つのかごに卵を入れるな」という誰かの格言を忠実に守るのであれば、辞めた方が良いのかなと思います。

売却できる最低単位株数になったら売却をする場合

もう一つの、パターンです。

自社株を保有し続けるメリットは株価が大きく上がった場合以外はあまり、メリットがないような気がします。

であれば、奨励金10%のみありがたく、いただき、最低単位株数以上になれば、すぐに「持株会」から自分の「証券口座」へ移した方が得なのではないでしょうか。

このパターンを続けていけば、トータルで見てもプラスになる可能性が高いと感じます。

プラスで運用できるのかシミュレーションしてみました

例)数か月で100株購入(奨励金込みで110株購入)を満たし、その後売却した場合 5パターン

①平均500円で100株購入+奨励金10% ⇒売却時450円

 

50,000円の購入で売却時49,500円 (-500円

 

②平均600円で100株購入+奨励金10% ⇒売却時650円

 

60,000円の購入で売却時71,500円 (+11,500円

 

③平均300円で100株購入+奨励金10% ⇒売却時400円

 

30,000円の購入で売却時44,000円  (+14,000円

 

④平均500円で100株購入+奨励金10% ⇒売却時350円

 

50,000円の購入で売却時38,500円  (-11,500円

 

⑤平均700円で100株購入+奨励金10% ⇒売却時650円

 

70,000円の購入で売却時71,500円 (+1,500円

注目すべき点は、奨励金のおかげで、⑤のように、購入時平均価格より売却時の価格が下回っていた場合でも、条件によってはプラスで返ってくる場合も多々あるように思います。

ドルコスト平均法で買い付けしていくわけですし、このやり方で進めていけば、損をする可能性もありますが、確率的には儲かる可能性のが非常に大きいように感じます。

ドルコスト平均法:株価は上下に変動するので、毎月決まった株を機械的に購入し続ければ、取得株価は平均化され、高値掴みのリスクが低減できるという方法です。良いか悪いかは賛否両論です。

 

私はこの買い方、売り方が許されるのであれば、是非、やってみたいなと思います。

まとめ

・売ることに対して、自由でうるさくない会社であること

・奨励金が10%以上あること

・単元株数が少ない(もしくは安い)こと

上記の条件をクリアしていれば投資しても良いのではないでしょうか?

・長期保有するよりは、最低単位株数になれば自分の証券口座に移し、売却した方がリスク回避の意味でも良いと考える。

まぁ、将来のことはわからないので、損したとしても納得できる金額だけを投資してください!(笑)

私も、まずは、自分の会社の奨励金がいくらなのか確認してみないと(笑)

それでは!

 

他にも資産構築について色々と考えていますので、興味があれば是非合わせて読んでみてください。maneo株式会社にてソーシャルレンディング始めました。~運用実績、予定の公開~

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